菜の花の会25周年

「菜の花の会」は、旧都立清瀬小児病院で1992年2月8日に発足し、2010年に病院が統合されて移転した後も、病院のご理解を得ながら活動を継続してきました。

 そしてこの度、発足から25周年、定例会も100回という節目を迎えることができました。

これもひとえに、発足当初から支えてくださっている金子先生や、患者会は立ち上げた後が大変と言われる中、20年以上も継続してくださった前代表さん、世話役の皆さまのお陰と、心より感謝申し上げます。

 

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菜の花の会では25周年を記念して、8月27日に100回目の記念すべき定例会に合わせて食事会を開催いたしました。

金子先生を囲んで楽しい時間を過ごしました。

 

参加されたAさんご家族から、感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。

 

菜の花の会25周年、本当におめでとうございます!

 

我々家族は、1年前に息子が退院する際に加入しているので、まだ1年と新人のようなものですが、長く会を継続させることがどれ程大変なことか理解しています。

 

小児がん経験者や家族は、症例の少なさ等もあって地域社会で孤立しがちだと思っていますが菜の花の会のように同じ病気と戦ってきた経過を持つ皆さんと知り合い、たわいもない話ができるだけでも、きっと気持ちが楽になれる方はたくさんいると思います。我が家も通院のたびに気楽に昼食を食べる場所、お話ができる場所として、菜の花サロンを重宝させていただいています。 

 

先日の国立市某所で実施された昼食会も、家族皆で楽しく参加させていただきました。昼食会は、比較的小さなお子様も多く参加しており、息子も退屈することなく、年上の子どもたちに遊んでもらえましたし、大人は親目線の会話を楽しんだり、金子先生にざっくばらんにお話を聞いていただいたりできました。

会場もファミレスではありますが、ほぼ個室状態でまわりに気兼ねすることもなく、子どもがある程度声を上げても問題とされず、とても居心地が良かったです。

 今回は、楽しい昼食会を企画いただきありがとうございました。また、こういった皆さんが集まれるような企画があるときには参加したいと思います。(父親) 

 

菜の花サロンはしょっちゅう利用させていただいていますが、イベントは初参加でした。サロンの日だけではなかなかお会いする機会のないご家族・子どもたちともお話ができました。大人は病気や生活の事を話し・子どもは隣で遊ぶ、と個々で楽しんでいました。小さい息子にとって年齢のことなる子どもと遊んでもらえることが余りないので、それだけで楽しかったと思います。もっと回を重ねて仲良くなれたら更にいいですね。(母より)

 

幹事・役員の皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 

 

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Aさま、食事会にはご家族で参加くださり、そして温かい感想をありがとうございました。

また、通院時にサロンにお寄りいただいた際には、私たちもお子さまの成長を見ることができて嬉しく思っております。

これからも皆さまと共に居場所を作っていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

世話役一同