「第22回小児がん親の会連絡会」のご報告

少し前になりますが、2018年6月24日(日)第22回 小児がん親の会連絡会が開催されました。

 

今年は当会が幹事会として、東京都立小児総合医療センターで開催され、全国から29団体53名が参加されました。。

 

【プログラム】

 

講演1 「拠点病院としての都立小児の取り組みについて」

    講師:血液腫瘍科 湯坐 有希 先生

 

講演2 「復学に向けて」

    講師:武蔵台学園府中分教室 わかば学級コーディネーター

       古畑 晴美 先生

 

交流会 テーマ「親の会の役割と課題」

 

施設見学 都立小児総合医療センター内 武蔵台学園府中分教室

 

 

 

湯坐先生からは、「小児がん医療のトピックス~「抗がん剤」を使用しないがん治療と長期フォローアップ」そしてCAR-T細胞療法など新しい治療法もお話しいただき、学びを深めました。

 

古畑先生からは、復学時の準備や配慮等を具体的な事例を含めながらお話いただき、院内学級を持たない親の会の方々にも、ご家族に出来るサポートを持ち帰っていただけたと思います。

交流会では院内患者会、疾病別の患者会でそれぞれ5~6名のグループに分かれて意見交換をし、多くの会が抱える課題でもある継続と世代交代や、昨今のインターネット関連やSNSの活用の話題、運営資金など幅広い内容の意見交換と情報の共有となりました。

 

その後、希望者40名で院内の府中分教室の見学をしました。

 

ご参加された方の感想をご紹介します。

 

中庭に草花がたくさん植えられていて、遊具まであって驚いた

◆緑あふれる環境、とにかく明るくて気持ちがいい

ミニ体育館、図工室、音楽室、理科室と整っていて素晴らしい

廊下の水槽には金魚やメダカ、またカブトムシもいて、入院中でも同じ学校の雰囲気がある環境がうらやましい

 

 

感想をお聴きし、あらためて都立小児総合医療センターの医療従事者のみなさま、分教室の先生方の子どもたちに寄添った医療、環境の整備へのご尽力に感謝申し上げます。

 

 

* * * * *

 

毎年各地で開催されるこの連絡会には、当会からも世話役の中から1~2名が参加しています。

参加された感想をご紹介させていただきます。

 

今の現状についての課題、悩みや必要性など、会の皆さんが大切にされている思いをたくさん知ることができました。

共感したり話し合いができる連絡会は大切なつながりだと感じました。

参加させていただき本当にありがとうございました。           K    』

 

* * * * *

 

いろいろな方の関わりと支え合いが、子どもたちとご家族の支援につながります。

ありがとうございました。

 

 

世話役一同